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天理教教義における女性身体観 ―身体論の視点から検討する
by 邱琡雯, 2017-08-06 09:04, 人氣(72)
黃耀儀 「天理教教義における女性身体観―身体論の視点から検討する」『多元文化』第8号、名古屋大学国際言語文化研究科国際多元文化専攻、2008.4、 pp.33-49

天理教の女性観に触れるこれまでの研究は、天理教教団の女性観が本来、性 別役割を必ずしも賞揚するものではなかったにもかかわらず、時代の要請に応 じ、伝統的性別役割観に変化してしまったことを指摘した。
また、これらの研 究は、女性に対する母性や性別役割などの社会的規範概念の立場から、天理教教団の女性観の変容を論じた。だが、たとえこのような女性観の変容の結果が、天理教教団の現況であるとしても、天理教の始まった当時における教えとは、 異質なものであったのではないだろうか。 
性別役割とは、女性の身体に押し付けられた社会規範ととらえることができ る。しかし、女性の身体は性別役割にかかわる社会的規範に局限されているの ではなく、もっと多様な意味合いが秘められているのではないだろうか。
した がって、本稿は身体論の視点から、天理教の創立当時の教えを再検討すること によって、本来天理教教団が持っていたより多様な女性観を明らかにしようと するものである。
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