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宗教的回心の研究
by 邱琡雯, 2016-07-17 17:13, 人氣(1672)
ルイス・R. ランボー (著), Lewis Ray Rambo (原著),渡辺学高橋原堀雅彦 (訳)

  • 出版社: ビイングネットプレス (2014/8/25)

  • 第1章 モデルと方法
    第2章 文脈
    第3章 危機
    第4章 探究
    第5章 伝道者
    第6章 伝道者の戦略
    第7章 伝道者と回心者の出会い
    第8章 相互作用
    第9章 献身
    第10章 帰結

人はなぜ回心するのか、初期キリスト教から現代カルトまで、回心、入信、改宗のメカニズムを解明する。従来の宗教的回心の研究は、人文学的方法論と社会学的な方法論から包括しようとしている。ランボーの研究の大きな特徴は、これらの先行研究となる事例研究の積み重ねや回心研究を土台にして、宗教学的側面から、宗教的回心論を構築することにある。その意味で、さまざまなカテゴリーの中で先行研究がどのようなことを主張してきたのかが概観できるというメリットがあり、ある意味で回心研究の集大成という意味をもっていると言えよう。

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